PR

【揚げ物ありがとう】祭りの国スペインのシードラと美味しい組み合わせ

スペイン

スペイン 春の火祭り

日本では春になると、ポイントを貯めて食器をもらう祭りに参加する人も少なくないですね。

ただ、スペインの春の祭りと言えば「Fallas(ファジャス)」です。

ファジャスとは何かといえば「火祭り」です。

「火祭りって言われても、火炎瓶でも投げるんかいな。」

ファジャスはそんな危険で思想的な祭りではありませんのご安心ください。

春にバレンシアで開催される、スペインの三大祭りのひとつです。

聖ヨセフを祝うために、3月15日から19日(5日間)に開催される、古くから続く祭りです。

祭りの期間中は街中に「ファジャ」と呼ばれる巨大な人形が飾られます。

人形によって大きさは異なりますが、20mを超えることもあります。

20mはマンションでいえば6、7階の高さに匹敵ます。

そしてこの祭りの醍醐味は、街中のファジャがほぼ全て最終日に燃やされることです。

20mを超えるファジャが、街のあちこちで燃やされるわけですから、さながら火事の様相です。

ほとんど全てのファジャは燃やされますが、最優秀の1点だけは博物館で永久に保存されます。

そんな非日常的な祭りが開催されるバレンシアの名物といえば…オレンジですね。

シードル太郎
シードル太郎

リンゴじゃない!

残念ながら、どうあがいてもバレンシアといえばオレンジです。

リンゴではありません。

あるいはパエリアです。

伝統的シードラ「M.BUSTO(エメ ブスト)」

まあ、バレンシアオレンジの話はさておき、スペインはシードルの名産地です。

間違えました。

フランス語ではおなじみ「Cidre(シードル)」ですが、スペインでは「Sidra(シードラ)」と呼ばれます。

つまり、スペインは「シードラ」の名産地でした。

中でも、特にシードラ作りが盛んなのが「Basque(バスク)」と「Asturias(アストゥリアス)」です。

「バスクなら聞いたことあるけど…。」という人も多いでしょう。

バスクチーズケーキも流行りましたしね。

あとは人気観光地の「サン・セバスチャン」もスペインのバスク地方です。

少し前に巨匠ウディ・アレン監督も映画の舞台にしていましたね。

ウディ・アレン監督といえば、『ミッドナイト・イン・パリ』は大好きな映画です。

「いやいや、ウディ・アレンといえば『アニーホール』でしょ。」ですか。

はい、アニーホールも素晴らしいですよね。

だけど「いやいや」なんて言わなくてもいいでしょう。

まあ、ラ・ラ・ランドを見た後は、なんとなくアニーホールを思い出しますよね。

シードル太郎
シードル太郎

おい、いつまで映画の話してるんだ!

そうでした。

そんな日本人にも人気の「バスク」

ではなく、今回は「アストゥリアス」のシードラをご紹介します。

「アストリアス」はあまり馴染みがないかもしれませんが、ここにあります。

スペインのバスク同様に、ビスケー湾に面した海辺の街です。

ビスケー湾の対岸は、これまたシードル作りが盛んなブルターニュ。

これは、ビスケー湾がシードルを育てているといっても過言ではない、かもしれません。

そしてなんと、アストゥリアスには世界のリンゴの半分の品種があるそうです。

「半分って言われても、ピンとこないわぁ。」

まあ、そうですよね。

世界中で育てられているリンゴの品種は約15,000種類あるといわれています。

その半分ですから、7,500種類近くもアストゥリアスだけで育てられていることになります。

ちなみに日本全体でも約2,000種類ですから、相当な量ですね。

そんなリンゴ豊かなアストゥリアスで、1939年に生まれたのが、シードルリー「MAYADOR(マヤドール)」です。

「MAYADOR(マヤドール)」は、Manuel Busto(マヌエル・ブスト)によって作られました。

伝統的なシードラ作りを尊重しつつ、最新技術への投資も積極的にしている起業家精神あふれる会社です。

輸出にも積極的で、世界およそ50か国に供給しています。

ただ、すでに独自の巨大市場があるからでしょうか、隣国のフランスへは輸出されていませんでした。

そのマヤドールが最初に手掛けたシードラ、それが今回紹介する「M.Busto(エメ・ブスト)」です。


伝統的な製法で作られていて、加糖や加ガスはもちろん、ろ過もしていません。

マヤドールの原点と言えるシードラです。

概要をわかってもらえたかと思いますので、料理と合わせて楽しみたいと思います。

パタタス・ブラバスとチピロネス・フリトス

さあて、今回はどんなスペインの料理と合わせましょうか。

以前紹介したボカディージョも美味しいですが、せっかくなので別の料理にしましょう。

なんといってもシードラの最大の特徴は「酸味」です。

シードラの強い酸味は、フランスのシードルや、イギリスのサイダーなどと明らかに違う点です。

酸味のあるシードラには、酸味のある食べ物が合います。

というわけで、今回はマヨネーズを合わせたいと思います。

シードル太郎
シードル太郎

え、マヨネーズだけ?

さすがにシードラを飲みながらマヨネーズをチューチューさせようとは思っておりません。

ご安心ください。

スペイン + マヨネーズといえば、ピンとくる人もいるかもしれません。

そうです。大正解!「Allioli(アイオリ)」です。


確実に美味しいものを買って楽しむのもいいですが、まずは自分で作ってイメージをつかむのもいいでしょう。

出来栄えに自信がなければ買ってみるのもいいでしょう。

というわけで、作り方をご紹介します。

【準備するもの】

  • マヨネーズ   150ml
  • ニンニク    3片(みじん切り)
  • レモン汁    大さじ 2と1/2
  • 塩       小さじ 3/4
  • 黒コショウ   小さじ 1/2

【作り方】

  1. 容器に準備した材料を全て入れます。
  2. よく混ぜます

完成です。

シードル太郎
シードル太郎

説明するほどのことじゃない!

これではまだただのソースなので、マヨネーズをチューチューするのと何ら変わりません。

しかしこれを揚げたポテトに添えて、パプリカパウダーをかけると…。

あっという間に「Patatas Bravas(パタタス ブラバス)」の出来上がりです。


これだけでも十分美味しいですが、今回はさらにもう一品加えます。

「Chipirones Fritos(チピロネス フリトス)」です。

「そんなもん知らん!」なんて声が聞こえてきそうですが、簡単に言えば「小イカの唐揚げ」です。

作り方の紹介です。

【準備するもの】

  • ホタルイカ   200g
  • 片栗粉     20g
  • 塩       小さじ1
  • 揚げ油     たっぷり
  • レモン     1/8カット

【作り方】

  1. ホタルイカの目、くちばし、軟骨を取り除き、キッチンペーパーで水気をとる
  2. 塩をふって、片栗粉をまんべんなくまぶす。
  3. 170℃の油で2分程度揚げる
  4. 皿に盛ってレモンを添える

完成です。

揚げ物だらけのお皿ですが、悪くはないですね。

さあさあ、いただきましょう。まずはシードラから。

泡はかなり軽く、舌をすこし刺激する程度です。

特有の酸味もありますが、強すぎずリンゴの香りとバランスがとれています。

キリっとしたビールにも似た辛口加減です。

ひとくち飲んで確信しました。

これは揚げ物に合う!

シードラの余韻もそこそこにパタタス・ブラバスにアイオリをたっぷりつけていただきます。

おおお、アイオリ美味しい!!

ヨーグルトでも食べるように、スプーンにたっぷりすくって食べたいくらいです。

手前味噌ならぬ手前マヨですね。失礼失礼。

そして添えていたレモンをぎゅっとチピロネス・フリトスにしぼり、2、3匹まとめて口に運びます。

これもおいしい!揚げ物万歳!

アイオリとレモンの酸味が完璧にシードラに合っています。

手作りでもそうでなくても、ぜひ試していただきたい。

他の食べ物ならカキフライもおすすめできます。

というわけで、今回の一杯でした。

春は揚げ物

シードル太郎
タイトルとURLをコピーしました