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【旅行者必見!】サンフランシスコでシードルが飲めるダイブバー

アメリカ

サンフランシスコ

サンフランシスコはアメリカ西海岸にある都市です。

場所はここです。

アメリカの西にあるとしか言いようのない場所ですね。

サンフランシスコは霧の街として有名です。

そのため「Fog 〇〇」や「Fog city 〇〇」といった名前のお店があちこちにあります。

(Fog=霧です。言われなくてもわかる人は、優越感とともにスルーしてください。)

霧の街はこんな感じです。

サンフランシスコの霧の理由はカリフォルニア海流の冷たさにあります。

カリフォルニア海流はカナダの沖からサンフランシスコの西に流れてくる冷たい海流です。

一方サンフランシスコの東には、日中すごく暑くなる「セントラル・バレー」という谷があります。

谷では空気が温まり上昇するため、そこに太平洋上の空気が西から流れ込みます。

空気が西へ流れ込む際に、カリフォルニア海流で冷やされて、結露します。

それが霧の正体で、風に乗ってサンフランシスコの街を覆います。

かわいくてわかりやすい資料があったので引用します。

Mark Fiore作 引用元URL:https://www.kqed.org/news/11682511/why-san-francisco-gets-so-windy-and-foggy-in-the-summer

英語がさっぱりわからなくても大丈夫です。

ざっくりと先ほど書いた内容と同じです。

書いてある内容がわかる方は、優越感とともに理解を深めてください。

そんなサンフランシスコの港には、アシカがいることでも有名です。

映画『ファインディング・ドリー』にもそんなシーンがあります。

なぜここにアシカが住みつくようになったのかは不明ですが、30年以上いるようです。

餌付けなどはしていないので、ただただ居心地がいいのかもしれません。

知らない家族が勝手に30年も庭に住んでいたら困りますが、アシカならいいですね。

いや、やっぱり家は困りますね。

そしてサンフランシスコといえば、丘と路面電車です。

中心の駅から港まで路面電車が走っています。

距離としてはそれほど遠くはないですが、アップダウンがあるため歩くと一苦労です。

路面電車はありがたい存在ですね。

さて、ここまで書いてなんですが、これは旅行記ブログではありません。

そろそろサイダー(シードル)を飲みに行きたいと思います。

Red Jack Saloon

アメリカは世界第2位のリンゴ生産国です。

(1位は中国)

ということは、サイダー(シードル)も簡単に飲めそう!と思ったことでしょう。

そうは問屋が卸しません。

シードル太郎
シードル太郎

いや、なんで??

サイダーが飲めるバーはあちこちにありますが、スーパーで買って気軽には飲めないのです。

シードル太郎
シードル太郎

スーパーに売ってないってこと?

いいえ、スーパーにも売っています。

シードル太郎
シードル太郎

じゃあ、なんで?

どうしてだと思いますか?

シードル太郎
シードル太郎

もったいぶるな!

問題はその売り方です。

こちらをご覧ください。

気がついたでしょうか。

そうです。どこもかしこも6本パックでしか売ってないのです!

トランジットの半日旅行でサンフランシスコに来ている身としてはとても厳しい!

ええ、まあ、こちらの都合ですけど。

ビールが一番人気があるようで、お酒売り場のメインはビールでした。

サイダーはひとつのスーパーに一種類がいいところです。

ないところもあります。

まあ、ないものは仕方がないので、諦めてバーに飲みに行きましょう。

そして訪れたのは『Red Jack Saloon』です。

サンフランシスコの港、フィッシャーマンズワーフ近くのベイストリートにあります。

観光ついでに行くのにとてもいい立地です。

Red Jack Saloonはいわゆる「ダイブバー」です。

「ダイブバー」とは何かといえば、こういうバーのことです。

  • 場末の酒場
  • 安酒場
  • 地元の人たちが集まって飲み交わしたり、交流したりする場所
  • 暗く、低エネルギーで、少し荒れている雰囲気
  • 19世紀初頭(またはそれ以前)の装飾
  • 過去の音楽が流れている
  • 小規模で、華美ではなく、多様で、古風な飲食店
  • 安価な飲み物
  • 薄暗い照明
  • ぼろぼろまたは古い装飾
  • ネオンのビール看板
  • パッケージビールの販売
  • 現金のみのサービス
  • ジュークボックスがある
  • 音楽がない
  • 食べ物がない
  • 見つけにくい

全てが当てはまる必要はないですが、一般的にダイブバーはこんな感じのようです。

なんだかネガティブな言葉が多くて行く気がなくなったでしょうか。

「これがいいんだよ〜」というアメリカ人もいるでしょうね。

「わたし中身おやじだから」と言いたい、ダイブバーに行く自分が好きなアメリカ女子なんかもいるかもしれません。

想像ですけどね。

店内の様子はこんな感じです。

ごちゃごちゃしててワクワクしますね。

平日の午前中に行ったため、店内に他のお客さんは一人でした。

ゆっくり楽しめそうです。

それではサイダーを飲みましょう。

GOLDEN STATE CIDER

パッと店内を見渡しても、メニューのようなものがありません。

お酒の瓶などはたくさん並べられていますが、なにがなんだか。

サイダー太郎
サイダー太郎

これがダイブバーの洗礼か。

まあ、どこかにサイダーもあるでしょう。

「サイダーください。」それだけを伝えてみました。

すると店の主人は当たり前のように棚の上にある缶を指さしました。

この2つがサイダーのようです。

右側はフレーバーが加えられているタイプだったので、左の大きい方にしました。

「GOLDEN STATE CIDER」の『Mighty Dry』です。

缶と一緒にグラスを渡されるので、自分で注いで飲みます。

それがダイブバースタイルです。

「GOLDEN STATE CIDER」は西海岸で育ったリンゴのみを使用しています。

そこはこだわっているポイントのようです。

酵母にはシャンパンの酵母を使っています。

注いでみましょう。

缶に入っているのがもったいないくらいのきれいな黄金色です。

泡は微量で、アルコール度数は6%と低くはないですが、甘味をよく感じます。

リンゴをブレンドした複雑さよりも、軽やかな飲みやすさが特徴です。

グビグビ飲みたくなるサイダーなので、ロング缶なのが嬉しいです。

せっかくなので、何か食べ物がないか尋ねました。

「あるよ、ナッツとかスナック菓子とか。あと奥の冷蔵庫にもなんかあったかな…」

ナッツにしました。

主人はにこやかにナッツをポイっと置きました。

ナッツてこういうことなのか。これがダイブバーなのか。

ナフキンを一緒にくれる心遣いに感謝です。

しっかり塩気がきいた大きめのピーナッツを数粒放り込んで、口当たりの軽いサイダーをグビグビ。

サンフランシスコのダイブバー、すごくいい感じです。

お会計は9ドルでした。(サイダーが8ドル、ナッツが1ドル)

カードは「10ドルから」だったので、現金でお支払い。

というわけで、今回の一杯でした。

ウマい サイダー オブ アメリカ

シードル太郎

写真だけ紹介した「アングリー オーチャード サイダー」は楽天でも買えます。

こちらは3本セットなので、よく冷やして家でゆっくり飲んでください。

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