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【冬でもサマー!】サマーソーセージは見た目と違っておいしい。食べ方も紹介するのでご安心を。

アメリカ

サマーソーセージとは

サマーソーセージという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

初耳ですよね。

サマーソーセージ…夏ソーセージ…なんですかね。

まぁ、きっとソーセージですよね。

ではサマーとは。

結論、サマーソーセージとは「夏でも食べられるソーセージ」です。

「ソーセージは年中食べられるだろ!」

まあそうなんですが、落ち着いて。とりあえず座って下さい。

たしかにソーセージは夏でも食べられます。

夏のバーベキューなんかで焼いて食べることもよくありますよね。

しかしそれは、科学の進んだ現代の話です。

元々ソーセージは肉の切れ端や内蔵などを腸に詰めて食べるようになったものです。

冷蔵技術のない時代に、内蔵の入ったソーセージを暑い夏に食べようなんて恐ろしい考えですよね。

昔は夏場にソーセージを保存できませんでした。

そこで発明されたのがサマーソーセージです。

サマーソーセージは夏場でも常温で保存が可能です。

なぜか。

燻製と乾燥、phの低さが主な理由です。

サマーソーセージは秋から冬の間に作られていました。

それを燻製室などに吊るして、ゆっくりと乾燥させます。

その過程でソーセージ内の糖分が発酵し、乳酸が生まれます。

その結果phが下がるため、病原性の細菌の繁殖が防がれるというわけです。

サマーソーセージは酸っぱいものではないですが、酸味も含まれるのはそれが理由です。

乾燥も重要な要素ではありますが、サラミほどは乾燥していません。

「サラミも常温で保存できるけど、サマーソーセージじゃないの?」

いいところに気がつきましたね。素晴らしい察しのよさです。

実はサラミもサマーソーセージの一種です。

同じ仲間ではありますが、サラミとサマーソーセージの違いは水分量です。

サマーソーセージは製造の過程でおよそ15%の水分を失います。

一方サラミは25%の水分失うので、より乾いた状態となっています。

ちなみにサマーソーセージの説明をしていますが、そもそもどんな感じのソーセージかわからない人も多いでしょう。

サマーソーセージはこんな感じのソーセージです。

パッケージから出すとこんな感じです。

こ、これは…。

モザイクしたくなりますが、大丈夫です。

健全な食べ物の写真です。

シードル太郎
シードル太郎

言わなくてもわかってるよ!

「こんなものどうやって食べるんだよ!」

そういう声も聞こえてきそうなので、美味しい食べ方をご紹介します。

サマーソーセージの食べ方 〜 ベーグルサンド編 〜

さて、サマーソーセージをどうやって食べるかの説明です。

見出しに書いている通り、今回はベーグルサンドにして食べます。

「今回は」と言っていますが、特に次回の予定はありません。

予定はありませんが、またやるかもしれません。

やらないとは言ってないですからね。

やるかもしれないし、やらないかもしれない。

どうなるでしょうね。

シードル太郎
シードル太郎

もういいから食べ方の紹介して!

サマーソーセージベーグルサンドの作り方を紹介します。

【用意するもの】

  • サマーソーセージ
  • ベーグル
  • クリームチーズ
  • スライスチーズ
  • レタス

【作り方】

  1. ベーグルを水平に半分に切ります
  2. 切った片方にスライスチーズを乗せてトーストします
  3. サマーソーセージを5mm幅程度で輪切りにします
  4. 外側の皮(紙)を外します。
  5. ベーグルが焼けたらチーズが乗っていない方にクリームチーズを塗ります
  6. クリームチーズの上にレタスを乗せます
  7. レタスの上にサマーソーセージを乗せます
  8. サマーソーセージの上にもう半分のベーグルをかぶせます
  9. 完成!

ほとんど切って焼いて乗せるだけです。簡単ですね。

ちなみにソーセージが真っ黒に見えたのは紙が巻いてあるからです。

食べるときは外すので、何も想像する心配はありません。

中はこうなっています。

シードル太郎
シードル太郎

安心したー!

ところどころに見える黄色い粒はマスタードシードです。

輪切りにする際に端っこを味見しましたが、何もしなくてもそのままで十分美味しいです。

サラミやハムと一緒にそのまま食前酒のお供にも最適です。

そして完成したベーグルサンドがこちらです。

おいしそうですね!ね!

中がどうなってるか気になりますか?

嬉しい積極性を見せてくれますね。

切ってみるとこんな感じです。

おいしそー!

作り方では5mmと説明していますが、明らかにもっと分厚く切ってますね。

ボリュームは嬉しさに直結しますからね。

さてさて、それではシードルと一緒に味わいましょう。

シードル太郎
シードル太郎

待ってました!

サマーソーセージとAce Cider(エースサイダー)

ソーセージといえばドイツなどのヨーロッパですが、サマーソーセージはアメリカでよく食べられます。

今回紹介しているようなサマーソーセージは、ヨーロッパではほとんど見かけません。

そのかわり、サラミやソシソンなどはヨーロッパではどこでも見つけることができます。

せっかくアメリカのサマーソーセージを食べるので、シードルもアメリカのものを合わせましょう。

今回はこちら「Ace Cider(エースサイダー)」の『Ace Joker Dry(エースジョーカードライ)』です。


パッケージは恐ろしいですが、飲みきりやすいサイズと開けやすい缶タイプなのが嬉しいですね。

Ace Ciderは1993年に創設された醸造所です。

シードル(サイダー)がメジャーなイギリスから移住してきたJeffrey House(ジェフリー・ハウス)さんが作ったそうです。

果物栽培が盛んなカリフォルニアのセバストポルにあります。

Ace Ciderのシードルは種類が豊富です。

以前アメリカダイブバーの記事で紹介したシードルの、飲まなかった方のシードルがAce Ciderノーシードルです。

種類が豊富なので、飲み比べしてみたい方はこちらからどうぞ。


まずは冷めないうちにベーグルサンドをガブリ。

うまい!うまいぞー!

サマーソーセージがほんの少しだけピリッとします。

焼いたベーグルのサクサク感に、チーズの香りとサマーソーセージの肉らしさが素晴らしいです。

続けてシードルをいただきます。

これもおいしー!

やや辛口の白ワインのような酸味があります。

それでいてリンゴの果汁感もあり、苦みはあまり感じないのでとても飲みやすいです。

飲みやすいですが薄いわけではないのが魅力的です。

もちろん、ベーグルサンドにもよく合います。

泡も多めにシュワシュワしているので、ハンバーガーと炭酸飲料のような、ナイスコンビです。

シードルは缶だし、ベーグルは持ち運びやすいやすいし、ピクニックにぴったりです。

アルコールも6.9%ありますから、よく晴れた日に外で食べたら気持ちいいですね。

寒い部屋の中で食べてもこんなに美味しいんですから。

というわけで、今回の一杯でした。

夏でも冬でも美味しい。シードルもね。

シードル太郎
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