カレーは種類が多くて迷う
カレーと言われてどんなものを思い浮かべるでしょうか。
ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、肉が茶色の液体で煮込まれたあれでしょうか。
あるいは駅前によくある、ナンで食べるインドだかネパールだかのあれでしょうか。
大丈夫です。どっちもカレーです。
仕事帰りに「今日はカレーが食べたいな」と思ったとき、野菜を切ってイチからカレーを作るのは大変。
とはいえ、駅前のインドネパールカレー屋で食べるとなんだかんだ1000円以上になる…。
いまはそこまでのモチベーションじゃない。
そんなときに助けになるのがレトルトカレーです。
レンジか鍋で温めるだけ。しかも数百円。ありがたい。
じゃあ今日はレトルトカレーにしよう。決まったな。
と安心してスーパーへ立ち寄ると、罠が待っています。
…
種類が多い…。
…一番安いPB商品でも十分だ。
…しかし、もう数十円プラスすればもっと具材が大きいのが買える。
…いや待てよ、ちょっと値段は上がるけど、有名店監修のもあるじゃないか。これもおいしそうだ。
…ん?ハヤシライス…いや、見てない見てない。
…うーん。悩ましい。
早く決めてください。
決めました。今回は『いなば』の「バターチキンカレー」の缶詰にします。
いなばのバターチキンカレーは2秒で食べられるカレー
いなばのバターチキンカレーは即食べることができます。
缶に「温めなくてもおいしく食べられます。」と記載されているので、缶を開けるだけですぐに食べられます。
つまり、スーパーで買って家に帰りながらも食べられるわけです。やらないですけど。
やらないですけど、スーパーのレジでスプーンとかもらえますよね。やらないですけど。
フタについたカレーをペロッとしたりね。やらないですけど。
はい、家に着いたので早速食べましょう。
味ですが、風味は豊かですがあまり辛くないカレーです。
メーカーによると「ココナッツミルクとバターのコクにトマトペースがマッチしたインドカレー」とのことです。
辛いカレーももちろんおいしいですが、シードルと合わせるには辛すぎないのがありがたいです。
やっとシードルの話題きた。
今回はナンも一緒に買って食べることにしました。
澱が多めの渋めのシードルとカレーは合う
今回は『La Maison du Père Tranquille(ラ メゾン デュ ペール トランキーユ)』の「Cidre Artisanal Le Prémare brut(シードル アルチザン ル プレマール ブリュ)」でいただきます。
こちらはノルマンディーのシードルで、まず見てすぐ気づく澱。瓶の方は軽く濁ってます。
澱は渋み成分のタンニンなどでできています。
それが目に見えるほどあるということは、比較的渋みの多いシードルということです。
見た目だけで味の想像がつく大きな要素です。
渋みだけでなく、リンゴの酸味や甘みも感じられます。
素材の味をしっかり味わえる素晴らしいシードルです。
そしてカレーとの組み合わせは…ものすごく合う!!
いろいろ試したくなる奥深さを感じます。凸と凹がぴったりはまっている感じです。
これは第2弾あるな。
シードルの渋みとカレーのスパイシーさの相性は素晴らしいです。
さらに微炭酸と酸味のさわやかさですーっとして、カレーをもう一口食べたくなります。
というわけで、今回の一杯でした。
ラッシーでしょうか。いいえ、シードル。
シードル太郎
330mlの飲みきれる量で、開けやすいスクリューキャップなところがかなり魅力的です。
渋みは決してネガティブではなく、シードルの良さがよくでています。
冷蔵庫に冷やして置いておきたいオススメの一本です!