「蕎麦と林檎と」はこんなお店
さて、今回は趣向を変えて、さっそくお店の紹介からするスタイルでお届けします。
ガレットとシードルのお店「蕎麦と林檎と」はここにあります。
三鷹駅からすぐですね。歩いてだいたい5分くらいです。
坂もないので、晴れた日ならストレスフリーであっという間に到着します。
外観はこんな感じ。
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シンプルなデザインですね。
窓が大きくて営業中なのか一目でわかるのがありがたいです。
そして入り口の黒板にはメニューが表示されています。
![](https://oicidre.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4116-768x1024.jpg)
ゴルゴンゾーラのガレットも美味しそうですが、初来店なのでまずは王道のコンプレットですね。
いやいや、焦りは禁物。中に入ってからゆっくり決めましょう。
んんっ!左上のこの写真は…
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![シードル太郎](https://oicidre.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
シードルだ!!
種類が豊富ですね!
でももしかしたら、一番品ぞろえが良いときの写真で、実は誇大広告かもしれません。
店に入るまでは油断できません。
この日は自動ドアが壊れていたので、手動でオープンして入店。
ウッド調の明るくてきれいな店内です。
他にお客さんが何組もいたので、店内の写真は撮れませんでした。あしからず。
ひとりなのでカウンター席に座ることにしました。
カウンターにはかわいいリンゴのタイルがはってあります。
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さっそくお店の方がメニューを持ってきてくれました。
どれどれ…
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ほうほうほう。
甘いクレープは食べたいので「ランチのデザートセット」にしましょう。
やっぱりガレットは王道のハムのコンプレットですね。
なにより「自家製ハム」というのに惹かれます。
そして肝心のシードルメニューは、壁の黒板にかかっていました。
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・・・あれ、ちょっと少なくないですか。
表の写真にはもっとあったのに。やはり誇大広告だったのでしょうか。
まったく思わせぶりだぜ、コンチクショー!…そう罵りかけたその時!
…というほどでもないですが、店内後方の冷蔵庫にちゃんとありました。
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![シードル太郎](https://oicidre.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
いっぱいある!!
誇大広告どころか、写真よりたくさん種類がありました。
疑ってごめんね。
黒板のシードルだけでなく、もちろんこちらのケースのシードルも注文できます。
ただ、こちらのシードルはグラスでの提供ではないため、ひと瓶買い切りになってしまいます。
「Littel Pomona」が飲みたかったですが、今回はひとりなので、また今度の楽しみに。
ちなみに、どうしてこんなにシードルの品揃えがいいのかお店のご主人に伺ったところ、
「もともとシードルのお店をやりたかったんです。」とニコやかにお答えいただきました。
なんだかこちらもニコニコしてしまいます。
さてさて、どれにするかも決まったので、さっそくオーダーして楽しみたいと思います。
自家製ロースハムのコンプレットと増毛シードル、そして蕎麦プリン
「ランチのデザートセットで、自家製ロースハムのガレットに、デザートは焼きバナナキャラメルクレープ、それに増毛シードルを下さい。」
意気揚々と注文して悦にいっていたところ、お店の方から質問されました。
「蕎麦プリンとプチアイスはどちらにしますか。」
え、蕎麦プリン?なにそれ?!なんのこと??
メニューをちゃんと見てなかったので見逃しましたが、デザートクレープに加えてそれらも頼めたようです。
悦に入っていただけに、慌てふためいてしまいました。ひえー。
「じゃあ蕎麦プリンで。」と、落ち着いた様子でただ聞こえた言葉をおうむ返ししました。
よく見るとピスタチオアイスも選べたようです。
ちょっぴり後悔しましたが、蕎麦プリンもきっと美味しいでしょう。
まずはシードルが届きました。シードルは「増毛フルーツワイナリー」の『増毛シードル(甘口)』です。
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きれいな色ですね。
ちょっと量が少ないですが、飲んだあと思い出して撮ったわけではありません。
「増毛シードル」はその名の通り、増毛産のリンゴから作られたシードルです。
細かく穏やかな泡には理由があり、天然製法にこだわっているからとのこと。
香料、着色料はもちろん、砂糖なども一切加えられておらず、自然の味わいを楽しめます。
リンゴは、スターキングデリシャス、静香、ハックナインが使われています。
北海道特産リンゴの「ハックナイン(HAC-9)」が使われているところに増毛らしさを感じますね。
リンゴ本来の甘さが感じられ、するっと飲みやすいシードルです。
シードルを楽しんでいると、メインのガレットが運ばれてきました。
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ごくり。生唾を飲み込むほど美味しそうです。
大きめで薄くパリパリに焼かれた生地がいいですね。
そして、隠れていますが、なんといってもこの自家製ロースハムです。
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ドーンと大きなハムが2枚も乗っていて、見た目もうれしい!
しっかり塩気も効いていて、卵とチーズとの相性が素晴らしいです。
シードルとのコンビネーションもバッチリ。
しっかりした味のガレットに、甘くてさらっとしたシードルの自然な泡が心地よいです。
ガレットを食べ終わって満足していると、蕎麦プリンが運ばれてきました。
訳も分からず慌てて頼んだ蕎麦プリンです。
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おいしそう!そばの実が乗っているのがいいですね。
スプーンを入れると、ねっとり。ねとねと。ねっとり。
思っていた感触とは全く違いました。
なるほど、なるほど。
そして食べてみると、完全に和菓子です。カラメルかと思ったものも、黒蜜でした。
プリンと思っていると想像と違いますが、おいしい蕎麦の和菓子です。
そばがきが4倍美味しく甘くなったやつとも言えます。
おっと、そばがきの悪口を言うつもりはないないですよ。いやはや、失礼。
こちらは小さいのでペロッと食べてしまいました。
それからほどなくして、甘いクレープが運ばれてきました。
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おいしそうですね。
正直に言うと、「はちみつとレモン」のクレープと迷いました。
しかし、人って不思議とバナナの誘惑に負けてしまうものですね。
結果、とても美味しかったので正解です。
味は甘いクレープの生地ですが、パリパリしています。
パリパリはしているんですが、モチモチもしています。
どっちやねん!と言いたくなる気持ちはわかりますが、本当にパリパリしてモチモチしています。
食べたらわかると思うので、デザートのクレープもぜひ試してみてください。
終始おいしくて大満足です。ごちそうさまでした。
ついでに三鷹駅周辺の立ち寄りスポット紹介
三鷹駅に来たついでに「蕎麦と林檎と」寄るのか、「蕎麦と林檎と」に来たついでに周辺を散策するのか、それは知りません。
が、せっかく三鷹駅に来たのですから、すこしブラブラしましょう。
三鷹駅と言えば、なんといっても「三鷹の森ジブリ美術館」ですね。
と、紹介しておいてなんですが、こちらはブラブラついでにふらっとは立ち寄れないので割愛します。
ふらっと立ち寄れないどころか、土日のチケットは発売とともにあっという間に売り切れです。
美術館の窓口での販売もないので、ここはあきらめましょう。
しかし大丈夫です。
それ以外にも三鷹には見どころがあります。
都立井の頭恩賜公園
それは言わずと知れた「井の頭公園」です。
大きな池のある自然豊かな公園で、バードウォッチングなども楽しめる、ゆっくりするには最適の場所です。
そして井の頭公園には、動物園が併設されています。
併設というべきか、面積としては公園全体の3分の1を占めています。
身近な動物の展示が多く、取り立てて珍しい動物はいませんが、最も有名なのは象の「はな子」かもしれません。
2016年に死亡するまでは、国内最年長の象でした。
あ、そうです。紹介した早々恐縮ですが、はな子はもう死亡しています。
「はな子」と聞いてピンときた人もいるかもしれません。
はな子は『かわいそうな象』でおなじみの「花子(ワンリー)」から名前を継いでいます。
『かわいそうな象』は、戦争で飼育ができなくなった象を殺してしまう悲しい話です。
『かわいそうな象』を元にした話は、ドラえもんの5巻にも「ぞうとおじさん」というタイトルで収録されています。
ドラえもんの方は面白いので、是非読んでみてください。
残念ながらはな子はもういませんが、動物園ではリスやモルモットなどの小さな動物と触れ合うことができます。
入場料は大人1人400円と良心的なので、気軽に立ち寄れます。
おや、三鷹駅から「蕎麦と林檎と」でご飯を食べて、のんびり散歩しながら井の頭公園まで来ると、すぐそこは「吉祥寺駅」です。
なんと吉祥寺にもシードルを楽しめる場所があります。
しかし、そちらはまた次回。
というわけで、今回の一杯でした。
三鷹、来たか、飲んだか。
シードル太郎